ワークエンゲージメントや従業員エンゲージメントを上げたいけど、両者の違いがよく分からないと悩んでいませんか?
両者は、似ている言葉ですがいくつか違いがあります。また、どちらかだけでなく両方のエンゲージメントを向上させることで、組織を良い状態にすることができます。
本記事では、ワークエンゲージメントや従業員エンゲージメントの違いや関係性、具体的な施策をご紹介します。両方のエンゲージメントを上げたいけど何をやれば良いか分からない人は、ぜひ参考にしてください。
目次
ワークエンゲージメントとは?
ワークエンゲージメントが重要だと思っていても、実は詳しい意味やどのような状態を目指せば良いか分からない人もいるかもしれません。まずは、ワークエンゲージメントの定義やワークエンゲージメントが高い状態の従業員の特徴などについて解説します。
ワークエンゲージメントの定義
ワークエンゲージメントとはオランダのユトレヒト大学のウィルマー・B・シャウフェリ教授が提唱した仕事に対するポジティブな心理状態を示す概念のことです。
具体的には「仕事から活力を得ていきいきとしている状態」「仕事に誇りとやりがいを感じている状態」「仕事に熱心に取り組んでいる状態」を指します。
ワークエンゲージメントが高い状態の従業員の特徴
ここからは、どのような従業員が「ワークエンゲージメントが高い」といえるのか解説します。
自発的に仕事に取り組む
ワークエンゲージメントが高い従業員は、自発的に仕事に取り組む傾向があります。好奇心や探究心が旺盛で、新しい知識やスキルを積極的に学び、業務改善に貢献してくれるでしょう。
加えて責任感が強く、失敗を恐れずに自己改善を図れるという特徴もあります。
イノベーションを起こす
ワークエンゲージメントが高い従業員は、仕事に対する誇りややりがいを感じており、創造的な思考が促進されるため、イノベーションを起こす傾向があるとも言われています。
自分の仕事が企業の目標にどのように貢献しているかを理解しているため、リスクを恐れずに挑戦し、失敗から学ぶことができるのも特徴です。
組織への貢献意欲が高い
ワークエンゲージメントが高い従業員は、組織への貢献意欲が高い傾向があります。その理由は、企業の目標や方針を理解し、自分の役割を認識して積極的に貢献しようとする傾向があるからです。
加えて、チームとしての一体感を感じやすく、困難な状況でも助け合う傾向があります。
ワークエンゲージメントを高めるメリット
従業員のワークエンゲージメントを高めると会社にとってさまざまなメリットがあります。具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
生産性向上
仕事に対する意欲が高まると、パフォーマンスが向上するため、ワークエンゲージメントを高めると生産性が向上しやすくなります。心理的ストレスが軽減されることで、健康な状態で働けることも要因の一つです。
離職率の低下
ワークエンゲージメントが高いと、離職率が低下しやすくなります。仕事に対する満足度や会社への愛着が強くなり、長期間にわたって組織に貢献したいという意欲が高まるからです。
例えば、ある企業では従業員のワークエンゲージメントを高めるために[jm1] [小栗2] 、定期的なフィードバックセッションやキャリア開発プログラムを導入しました。その結果、従業員は自身の成長を感じられるようになり、会社への忠誠心が向上しました。離職率を低下させる効果も期待できます。
組織のイノベーション促進
ワークエンゲージメントを高めることで、組織のイノベーション促進につながることがあります。その理由は、自分の仕事に対して熱意を持っている従業員が増えることで、積極的に業務改善や新しいプロジェクトに取り組む傾向があるからです。
例えば、メルカリでは、年に数回従業員アンケートを実施し、調査結果から組織の状態を見直すためにどのような施策を行えるか話し合う場を設けています[小栗3] 。
新しいアイデアが出ることで、職場環境の改善や新しい市場にいち早く参入しやすくなるでしょう。
従業員エンゲージメントとは?
従業員エンゲージメントは、ワークエンゲージメントと似た言葉です。ここからは、従業員エンゲージメントの定義やメリットなどを解説します。
従業員エンゲージメントの定義
従業員エンゲージメントとは、従業員が自分の仕事や職場に対してどれだけ情熱を持ち、関与しているかを示す概念です。1990年代に米国で提唱されて以降、企業と従業員がWIN-WINの関係を築くための経営手法として注目されています。
従業員エンゲージメントは、以下の3つの要素から成り立っています。
理解度 | 企業のビジョンや理念を理解し、支持している |
共感度 | 企業の目標や方針に共感し、組織の一員としての自覚を持っている |
行動意欲 | 会社に対して自主的に行動し、貢献しようとする意欲 |
また、従業員の企業に対する信頼の度合いや、従業員と企業とのつながりの強さと表現されることもあります。
従業員エンゲージメントが高い状態の従業員の特徴
この章では、従業員エンゲージメントの高い状態の従業員の特徴について解説します。従業員エンゲージメントを高い職場を作りたいと考えている人は、参考にしてください。
目標達成のために積極的に行動する
従業員エンゲージメントが高い従業員は、目標達成に向けて積極的に行動します。なぜなら、従業員自身が役割を理解し、組織の目標に対して強い責任感を持っているからです。
このような従業員は、困難な状況でも前向きに考え直し、問題解決に向けた行動を取ることができるため、組織全体の生産性向上にも寄与するでしょう。
組織文化に貢献する
従業員エンゲージメントの高い従業員は、組織文化にも貢献する傾向があります。というのも、自発的に行動し、チームワークを重視する傾向があるため、日常的に同僚とコミュニケーションを積極的に取ろうとするからです。
例えば、定期的なチームミーティングや1on1ミーティングを実施して、意見交換やフィードバックを行うことで、職場内の信頼関係が深まります。
組織への愛着心が高い
従業員エンゲージメントが高い従業員は、自社への愛着心が強く、企業理念やビジョンに共感しています。従業員が自分の仕事が企業にどのように貢献しているかを理解しているため、自分自身も成長できていると感じやすいからです。
その結果、離職率の低下にもつながり、人材が定着しやすくなります。
従業員エンゲージメントを高めるメリット
従業員エンゲージメントを高めるとさまざまなメリットがあります。詳しいメリットについて見ていきましょう。
組織全体の目標達成につながる
エンゲージメントが高い従業員は、企業のビジョンや目標に強く共感し、自発的に貢献しようとする意欲が高いため、組織全体の目標達成につながります。多くの従業員が会社に貢献する気持ちが強くなれば、その会社の業績も向上しやすくなるでしょう。
組織文化の醸成
従業員エンゲージメントの向上は、組織文化の醸成にもつながります。
自分の仕事に対する誇りや責任感を持ち、企業の価値観や目標に共感するので、従業員同士のコミュニケーションが活発になり、協力し合う文化が育まれます。従業員が自由に意見を出しやすくなることで、イノベーションの促進にもつながるでしょう。
組織へのロイヤルティ向上
従業員エンゲージメントを高めることで、組織へのロイヤルティが向上しやすくなります。
組織へのロイヤルティとは、従業員が会社に対して忠誠心を持つことです。会社に対してのロイヤルティが高い従業員は、モチベーションが高く、成果を出そうとする気持ちが強くなります。
ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントの違いと関係性
ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントには以下のような違いがあります。
ワークエンゲージメント | 従業員エンゲージメント | |
定義 | 仕事へのポジティブな感情や態度 | 企業全体への愛着や帰属意識 |
構成される要素 | 活力、熱意、没頭 | 理解度、帰属意識、行動意欲 |
得られる効果 | 個々の仕事のパフォーマンス向上 | 組織全体の生産性向上 チームワークの向上 |
一方で、ワークエンゲージメントは従業員エンゲージメントの一部ともいえるでしょう。高いワークエンゲージメントを持つ従業員は、企業への帰属意識も高まりやすく、結果として従業員エンゲージメントも向上する傾向があるためです。
また、従業員エンゲージメントが高い職場においても、従業員が仕事に対してより積極的になった結果、ワークエンゲージメントが高まることがあります。
このように、ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントには違いがあるものの、どちらも会社にとっては重要な項目です。売上の向上や組織を強固にしたい場合は、両方の向上を目指すべきです。
ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントを向上させる施策
ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントを向上させたいものの、その方法がわからない人もいるでしょう。
ここからは、両方のエンゲージメントを向上させる施策を紹介します。
従業員の成長を支援する
ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントを向上させる際は、従業員の成長を支援することが重要です。具体的な施策について見ていきましょう。
キャリアパスの明確化
キャリアパスの明確化は、従業員のワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントを向上させるために有効な施策のひとつです。
従業員は自身の成長や将来の展望を具体的にイメージできるようになると、目標に向かって努力する意欲が高まるからです。例えば、職種ごとに詳細なキャリアパスを設定し、昇進やスキルアップのために必要な条件やステップを明示すれば、従業員の成長意欲を高めるでしょう。
教育・研修の機会提供
教育・研修の機会を提供することも重要です。従業員は新しいスキルや知識を習得することで、自身の能力向上を実感できるため、自信を持って業務に取り組めるでしょう。
具体的には以下のような内容の研修があります。
教育・研修内容 | 特徴 |
リーダーシップとマネジメント | 部下とのコミュニケーションのやり方を学ぶ |
ジョブ・クラフティング | 自らの仕事の内容や方法を見直す |
チームビルディング | チームメンバー間の信頼関係や協力関係を築く |
教育や研修の機会を提供すれば、従業員は仕事への満足感を感じ、組織へ貢献したいという気持ちを持ちやすくなるでしょう。
OJTやメンター制度の導入
OJTやメンター制度を導入すれば、従業員エンゲージメントやワークエンゲージメントを向上させることができます。
OJTは、従業員が実際の業務を通じて必要なスキルや知識を習得する教育訓練方法です。日々の業務で直接フィードバックを受けることで、業務への自信が付き、モチベーションも上がりやすくなります。
次にメンター制度とは、経験豊富な先輩社員がメンティーとなる若手社員を指導・サポートすることです。若手社員はキャリアやスキルについて具体的なアドバイスを受けられるので、自身の成長だけでなく、キャリアパスについての明確なビジョンを持てるようになります。
働きやすい環境づくり
ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントを向上させるためには、従業員が気持ちよく働きやすい環境づくりが重要です。具体的な施策について見ていきましょう。
柔軟な働き方
フレックスタイム制度やリモートワークの導入によって、従業員は自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能になります。
例えば、子どもの送り迎えに合わせて始業時間と終業時間を調整したい、旅行に行くから休み明けの日はお昼から出勤したいといった働き方もできます。その結果、仕事とプライベートのバランスが取れ、ストレスが軽減されることで、より良いパフォーマンスが期待できるでしょう。
健康増進支援
健康増進支援は、従業員の心身の健康を促進し、仕事に対する意欲や生産性を向上させるための取り組みです。心身のストレスを軽減し、業務効率や集中力を向上させることができます。
例えば、定期的な健康診断やフィットネスプログラムを提供することで、従業員が自分の健康状態を把握し、改善に向けた行動を促す方法があります。
ストレスチェックやカウンセリングサービスを導入し、従業員がメンタルヘルスに関する問題を早期に発見し対処する方法もあるでしょう。
勤務環境の整備
従業員が働きやすい職場を作るためには、勤務環境の整備も重要です。具体的には以下のような施策があります。
ワークライフバランスの制度 | ・フレックスタイム制 ・テレワーク(在宅勤務) |
福利厚生の充実 | ・社内食堂や仮眠室の設置 ・住宅手当や家賃補助 |
コミュニケーションツールの導入 | ・オンライン会議ツール ・チャットツール |
職場内でのハラスメント防止策 | ・ハラスメント防止研修の実施 ・相談窓口の設置 |
勤務環境を整備することで従業員は安心して働けるようになるので、ワークエンゲージメントや従業員エンゲージメントが向上するでしょう。
従業員の意見を尊重する
従業員の意見を尊重することで、従業員は組織に対する信頼感や愛着心を持ち、積極的に業務に取り組むようになります。そのための施策を紹介します。
従業員満足度調査の実施
まずは従業員満足度調査(ES調査)の実施を検討しましょう。この調査は、従業員が職場や業務に対してどれだけ満足しているかを測定する重要な手段です。調査の実施により従業員の考えを把握できるため良い改善策を出しやすくなるでしょう。
従業員からの提案を受ける制度や意見交換の場をつくる
従業員が自由に提案できる制度を設ければ、意見やアイデアを業務に反映しやすくなります。意見交換会やワークショップを開催することで、従業員同士や上司とのコミュニケーションが増えていくでしょう。
その結果、従業員は自分たちが企業に貢献していると感じるので、エンゲージメント向上につながります。
公平な評価と報酬制度
会社に対する信頼感を上げるためには、公平な評価と報酬制度の導入が必要です。
評価基準を透明にすることで、従業員は自分の役割や貢献度を理解しやすくなります。正当な報酬が与えられたと感じるようになれば、働く意欲が維持されるでしょう。
ここからは、具体的な施策について紹介します。
評価基準の明確化
まずは、評価基準を明確にしましょう。具体的には、企業のビジョンや目標に基づいた評価基準を設定した上で、全従業員に周知します。
また、定期的にフィードバックを行うことで、従業員は自分のパフォーマンスを把握できるため、よりよい働きをしようと前向きに業務に取り組むようになるでしょう。
成果に応じた報酬
成果に応じた報酬制度も必要です。例えば、以下のような施策があります。
- 目標管理制度
- 360度評価
目標管理制度とは、従業員と上司が協力して具体的な目標を設定し、その達成度に基づいて評価と報酬を決定する方法です。従業員は自分の努力がどのように評価されるかを明確に理解できるので、公平と感じるでしょう。
360度評価は、上司だけでなく同僚や部下からもフィードバックを受けることで、従業員のパフォーマンスを多角的に評価する制度です。一般的な評価制度よりも多くの従業員が評価をするので、より公平性が高い評価制度といえるでしょう。
インセンティブ制度の導入
インセンティブ制度は、特定の目標達成や優れたパフォーマンスを促進するための有効な手段です。達成した成果に対してボーナスや特別な報酬を提供することで、従業員のモチベーションを高める効果があります。
例えば、売上目標達成時にボーナスを支給したり、特定プロジェクトで優れた成果を上げたチームに対して特別な表彰を行ったりするなどがあります。
チームワークを促進する
チームワークを促進すると、従業員は自分の役割に集中しつつ、他のメンバーと協力して目標を達成することができます。
チームワークを促進するための施策について見ていきましょう。
チームビルディング
チームビルディングは、組織の目標達成やパフォーマンス向上を図るためにメンバー一人ひとりのスキルや能力を最大限に発揮させる取り組みです。
具体的には以下のような取り組みがあります。
- ゲームやスポーツなどのレクレーション
- サバイバル合宿やキャンプ
- ビジネスゲームやワークショップ
チームビルディング活動を通じて、メンバー同士が互いに理解し合い、信頼関係を築くことができます。
コミュニケーションの活性化
コミュニケーションを活性化させたい場合は、以下のような施策を検討しましょう。
1on1ミーティング | 上司と部下が定期的に話し合う |
社内イベントや交流会 | ・ランチーミーティング ・スポーツイベント ・メンバー間の交流 |
オープンスペースの設置 | ・休憩スペースやオープンスペースの設置 ・他部署の人と交流するきっかけになる |
各施策によってコミュニケーションを活性化できる対象が異なるため、会社の状況によってどの施策を取り入れるかを十分に検討することをおすすめします
会社への貢献を実感させる工夫
ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントを向上させるには、会社への貢献を実感させる工夫が欠かせません。自分の仕事が会社にどのように貢献しているかを理解することで、積極的に業務に取り組むようになるからです。
会社への貢献を実感させるために何をすれば良いか解説します。
企業理念の浸透
会社への貢献を実感させるためには企業理念の浸透が必要です。企業理念を浸透させるためには、ワークショップや社内報、定期的なミーティングといった方法があります。
また、経営者や管理職が率先して理念に基づいた行動を示すことで、従業員もその姿勢を模倣しやすくなるでしょう。
社会貢献活動への参加
社会貢献活動への参加は、従業員にとって自分の仕事が社会に与える影響を実感できる機会を提供します。例えば、ボランティア活動や地域貢献プロジェクトへの参加などが考えられます。同僚と一緒に参加することで、コミュニケーションの活性化にもつながるでしょう。
会社のビジョンを共有
会社のビジョンを全従業員と共有することも重要です。
定期的に会社のビジョンに関する説明会やフィードバックセッションを設けることで、従業員は自分たちがどのように会社の成長に寄与できるかを具体的に考えることができます
ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントを向上させるなら「はたLuck」
ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントを向上させるなら、はたLuckがおすすめです。この章では、はたLuckにある機能が、ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントを向上させる理由について詳しく解説します。
従業員教育に活用できる「マニュアル機能」
はたLuckのマニュアル機能は、従業員教育を効率的に行うことができます。
日々忙しい飲食業界ではメニューの調理手順や接客方法を毎回対面で教えるのは時間がかかります。また、紙のマニュアルでは、新しいメニューが出るたびに更新の手間がかかり、紛失のリスクもあるでしょう。
しかし、はたLuckなら従業員は必要な情報や手順をいつでもスマートフォンから確認できるため、業務の理解度が向上します。
従業員とのコミュニケーションを深める「トーク機能」
はたLuckの「トーク機能」は、従業員同士のコミュニケーションを促進するツールです。部署内やチーム間での情報共有がスムーズになります。コミュニケーションを増やす機会を作ることで、従業員同士の信頼感も上がりやすくなるでしょう。
仕事仲間に感謝・応援・激励の気持ちを伝える機能も
はたLuckには、仕事仲間に感謝・応援・激励の気持ちを伝える「星を贈る」機能が実装されています。
この機能を活用すれば、従業員同士が手軽に感謝の気持ちや伝えやすくなるので、職場の雰囲気が良くなり、モチベーション向上にもつながるでしょう。
例えば、店長が急遽ヘルプに入ってくれた従業員や新人の従業員に星を送ることで、努力を称えることができます。星をもらえた従業員は、自分の頑張りが認められたことで、モチベーションを維持しやすくなり、離職率の低下につながる可能性があります。
「連絡ノート機能」を使って情報共有もできる
はたLuckの「連絡ノート機能」は情報の共有も簡単です。重要な情報や指示事項を一元管理し、全ての従業員がアクセスできるため、情報の伝達漏れや誤解を防ぎ、生産性向上につながります。
加えて、従業員が「見ました」ボタンを押してもらうことで、全員に対して内容を確認したか聞く必要がありません。導入前よりも従業員への情報の共有がしやすくなるでしょう。
従業員にクーポン情報を配信する機能も搭載
はたLuckのクーポン配布機能は従業員へのインセンティブ提供として効果的です。従業員が頑張った際にクーポンを配布することで、努力が評価されていると感じてもらうことができます。
その結果、クーポンを受け取った従業員のモチベーション向上につながるので、気持ちよく働いてもらえるでしょう。
従業員エンゲージメントサーベイも活用できる
はたLuckには従業員エンゲージメントサーベイも活用できます。2か月に一度アプリから従業員にアンケートを取り、職場の状態をします。
従業員エンゲージメントサーベイの結果をもとに、各職場の状況を確認してマネジメントの改善につなげることができるでしょう。特に複数店舗を持っている会社の場合、この機能を活用することで、エリアマネージャーは重点的にケアをすべき店舗を把握できます。
はたLuck エンゲージメントプログラム for Workplace サービス紹介資料
従業員へのアンケートと「はたLuck」活用で蓄積された「行動データ」から店舗の課題を分析・可視化します。そこから導き出された課題改善アクションを実行し、モニタリングを継続していくことで、店舗のマネジメント力を向上させ、従業員のエンゲージメントを高めることが可能です。
成果が上がる組織を目指して、ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントを向上させよう
売上アップや従業員を定着させるなど会社を強くするためには、ワークエンゲージメントと従業員エンゲージメントの向上が必要です。やりがいをもって働く従業員が増えれば、会社のために自発的に行動しやすくなるため、売上アップだけでなく、定着率も上がるでしょう。
ワークエンゲージメントや従業員エンゲージメントを上げたいと考えている人には、はたLuckをおすすめします。はたLuckならさまざまな機能によりエンゲージメントを向上させることができるほか、クラウドで運用できるので、複数の店舗を持っている会社でも運用しやすいのがポイントです。導入を検討してみてはいかがでしょうか。
はたLuckサービス概要資料、導入事例集
店舗サービス業向け、商業施設向け、それぞれのサービス概要資料をご用意しています。導入事例集も一緒にダウンロードが可能です。
店舗DXコラム編集部
HATALUCKマーケティンググループのスタッフが、記事の企画・執筆・編集を行なっています。店舗や施設を運営する方々向けにシフト作成負担の軽減やコミュニケーション改善、エンゲージメント向上を目的としたDXノウハウや業界の最新情報をお届けします。