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おすすめサンクスカードアプリ10選|活用メリット、効果的な使い方や選び方を解説

サンクスカードアプリを利用すれば、従業員に手軽に感謝の気持ちを伝えることができます。しかし、アプリの活用メリットや選び方について詳しく知らない人もいるでしょう。

今回は、おすすめのサンクスカードアプリやその選び方、効果的な使い方について解説します。サンクスカードアプリの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

サンクスカードアプリとは?

「サンクスカードアプリ」とは、スマホやタブレットを使って従業員同士で感謝や称賛の気持ちを伝えることができるアプリのことです。以前は、紙のカードで感謝や称賛の気持ちを伝えるものが主流でしたが、現在ではアプリで同じことが可能になりました。

サンクスカードアプリは、単体で使えるものと、コミュニケーションツールに一つの機能として搭載されているものがあります。近年では、多くの企業が従業員間のコミュニケーションを活性化させることを目的に導入しています。

サンクスカードアプリを活用するメリット

従業員に感謝の気持ちを伝えたり褒めたりする手段は、口頭でも可能です。また、以前のように紙のカードで伝えることもできるでしょう。

ここからは、サンクスカードアプリを活用するメリットを紹介します。

手軽に感謝の気持ちを伝えられる

サンクスカードアプリは、手軽に感謝の気持ちを伝えられるツールです。

口頭で感謝の気持ちを伝えようとしても、恥ずかしい気持ちやプライドなどが邪魔してできない人もいるかもしれません。その点、紙のカードであれば口頭よりも伝えやすいものの、カードやペンを用意して文字を書く手間がかかるため、おっくうになってしまう場合もあるでしょう。

しかし、サンクスカードアプリなら、スマホなどから簡単な操作で感謝の気持ちを伝えられます。紙とは違って誤記入をしても送信前なら簡単に修正可能です。

他の方法よりも手軽にサンクスカードを送りやすいため、コミュニケーションも活性化しやすいでしょう。

いつでもどこでも送ることができる

サンクスカードアプリは、スマホやタブレットからいつでもどこでも送ることができます。

口頭の場合は、相手が出勤していなければ感謝の気持ちを伝えられません。紙のサンクスカードの場合も基本的に会社で送り合うことになります。

アプリであれば、普段職場に来ることの少ない社員はもちろん、他部署の人やリモートワーク中の人にもサンクスカードを送れるでしょう。

デザインやテンプレートが豊富

サンクスカードアプリは、デザインやテンプレートが豊富にあります。相手に喜ばれるデザインや従業員に会社の理念を浸透させる目的でオリジナルのデザインを選んでも良いでしょう。

一度作ればずっと使い続けることもできるので、紙のように印刷する必要はありません。自分でデザインを考える自信がない人でも、簡単に相手に喜んでもらえそうなテンプレートを選んで送ることができるので安心して利用できます。

メッセージだけでなく、写真や動画も添えられる

一部のサンクスカードアプリでは、メッセージ以外に写真や動画を添えられます。送る相手が好きなキャラクターや動物の写真を添付したり普段の気持ちを動画に撮って送ったりすると喜ばれるかもしれません。

写真や動画ならテキストよりも感謝の念を伝えやすく、送る相手にも興味を持ってもらいやすいでしょう。

閲覧状況を確認できる

サンクスカードアプリでは、送った人・送られた人だけでなく、全従業員も閲覧できます。誰が誰にサンクスカードを送ったのか、なぜ感謝されたのかが分かります。

加えて、頻繁に感謝の気持ちを伝えていることが可視化されるので、コミュニケーションが活性化しやすくなるでしょう。

分析機能を活用することで、職場環境の活性化に役立つ

サンクスカードアプリは、感謝の気持ちを伝える機能だけでなく、下記のような分析ができる機能を備えています。

  • 従業員のサンクスカードの送受信数
  • 職場全体のサンクスカードの送受信数
  • 部署内と部署外の比率

送受信数から職場の問題点や良い点に気づくことも可能です。集計に手間や時間もかからないので、効果的にサンクスカードを活用できているかを振り返りやすいでしょう。

サンクスカードアプリの選び方

サンクスカードアプリは、多くの企業が提供していますが、機能や料金面などで違いがあります。ここからは、サンクスカードアプリの選び方について見ていきましょう。

どんな利用シーンで活用するか

サンクスカードアプリを導入する際は、どんな利用シーンで活用するか考えた上で選ぶようにしましょう。

  • 仕事を助けてくれた
  • 相談や悩みにのってもらった
  • 褒められた

感謝の気持ちを伝えたくても、使いにくいアプリであれば、従業員に浸透しない可能性があります。例えば、サンクスカードを送受信するだけではなく、いいねやコメントできる機能があれば、全従業員が積極的にコミュニケーションを取りやすくなるでしょう。

使いやすい機能が搭載されているかどうか

サンクスカードアプリに使いやすい機能が搭載されているかも重要です。サンクスカードアプリには、サンクスカードの送受信以外にも、以下のような機能があります。

  • サンクスカードを送った人、送られた人にポイントが付与される
  • サンクスカードの集計
  • ランキング表彰
  • いいねやコメント
  • データ分析

例えば、サンクスカードの集計機能があれば、送った人と送られた人でランキング表彰がしやすくなります。そういったデータを分析することで、部署ごとにサンクスカードの送受信数を比較したり、記載内容から職場の変化を理解できたりするでしょう。

また、ITツールに慣れていない従業員でも簡単に使いこなせるアプリなら積極的に活用しやすくなります。

デザインやテンプレートが豊富かどうか

デザインやテンプレートの種類が豊富かも確認しましょう。

サンクスカードアプリのデザインやテンプレートが充実していれば、状況に応じてサンクスカードを送ることができます。楽しく手軽に送ることができるため、積極的に活用してくれるでしょう。

導入しやすい価格かどうか

サンクスカードアプリを利用する際は、予算内で導入できそうか確認しましょう。

サンクスカードアプリによって、初期費用の有無や月額料金が異なります。従業員数が多い会社の場合、月額料金が多くかかるアプリもあるので注意が必要です。

コストを抑えたい場合は、複数の会社に問い合わせて見積もりを検討しましょう。

セキュリティ面は不安がないか

導入前にサンクスカードアプリのセキュリティ面に不安がないかどうかも確認するべきです。

サンクスカードは、従業員の個人的な情報や業務上の情報について投稿される可能性があります。データが漏洩すると、従業員だけで取引先からの信頼を失いかねません。

データの暗号化や社外からの不正アクセス防止の機能があるかなど、公式サイトで確認しておきましょう。

おすすめサンクスカードアプリ10選

ここからはおすすめのサンクスカードアプリを10個紹介します。各アプリの機能面について紹介するので、これから導入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

Unipos

Uniposは、従業員同士のコミュニケーションを強化するツールです。Uniposでは従業員の頑張りを見える化できるため、お互いに褒め称え合う文化を醸成可能です。

具体的には、Uniposに感謝や賞賛を投稿すると、他の従業員も閲覧ができます。加えて、投稿された内容に拍手できる仕組みです。

Uniposへの投稿や拍手をした際に獲得したポイントは、書籍購入補助や給与などに交換できるので、交流を増やしやすいでしょう。

なお、利用時には、初期費用、システム利用料、カルチャー変革支援費用などがかかります。

GRATICA

GRATICAは、700社超の企業が導入しているクラウドサンクスカードです。

従業員に1,000種類以上のデザインからサンクスカードを送ることができます。もらったサンクスカードは、いつでも見返すことができます。

加えて、サンクスカードを送った人・もらった人の双方ともにポイントが貯まり、ギフトと交換ができるので利用を促進しやすいでしょう。

サンクスカードの施策を通してエンゲージメント調査をして、組織内のコミュニケーション活性化につなげることもできます。

料金は初期費用と月額料金は要問い合わせですが、無料トライアルもあります。

OH!KIMOCHI

OH!KIMOCHIは、サンクスカードを送ることができるオンラインサービスです。

相手を選んでメッセージカードを送るだけのため、ITツールに慣れていない人でも簡単に操作できます。

メッセージを受け取った従業員には、ギフトポイントに交換可能なポイントが付与されます。

導入作業、社内説明代行、利用情報のレポートといったサポートを全て無料で利用できるので、ITツールをあまり導入した経験がない会社でも安心して利用できるでしょう。

月額5,000円、年額なら54,000円(いずれも100ユーザーまでの料金)、100ユーザー追加ごとに基本料金5,000円プラスで利用できます。

お試しで1ヶ月無料で利用可能です。

サンクスカードアプリ

サンクスカードアプリは、どこにいても手書きで感謝の気持ちを送信できるツールです。

他社のツールとは異なり、スマホに手書きで書き込む形式のため、気持ちを伝えやすいでしょう。

誰が誰に送ったかも一目でわかるので、簡単にサンクスカードの集計ができます。加えて、アプリであっても毎月の送受信ランキングやサンクスカードの一覧をメールで送信可能です。

集計データをもとに部署ごとに平均送信枚数や個人の送信枚数を把握できるため、部署内のコミュニケーションに問題がないか確認しやすいでしょう。

なお、費用面については、公式サイトから問い合わせる必要があります。

THANKS GIFT

THANKS GIFTは、サンクスカードおよびありがとうカードをスマホから送信して、感謝の気持ちを伝えられるサービスです。

送ったサンクスカードは他の人も閲覧可能なため、他部署の人のキャラクターが見えたりちょっとした会話のきっかけにできます。

コインを送り合うこともできるので、苦手な人でも積極的にコミュニケーションを取りやすくなります。

料金については、初期費用と月額費用(利用人数により変動)が変わるので問い合わせが必要です。

RECOG

RECOGは、感謝や賞賛で従業員同士のコミュニケーションを活性化させるアプリです。

感謝や賞賛を伝えるレター機能、個人間やグループでの会話が可能なトーク、社内掲示板として使える投稿といった機能があります。

蓄積されるデータをもとに1on1やミーティングでフィードバックもできます。機密情報の暗号化やIPアドレスによるアクセス制限などセキュリティ対策も万全です。

利用時には、初期費用と月額サービス利用料がかかりますので、問い合わせが必要です。

TUNAG

TUNAGは、社内掲示板、社内チャット、サンクスカードなど多くの機能を利用できるツールです。

TUNAGのサンクスカードは、季節やイベントごとのデザインテンプレート、会社の経営理念や文化を反映させたサンクスカードを利用できます。

さらに、テキストだけでなく、画像や動画を添付しての投稿もできるため、より感謝の気持ちを伝えやすいでしょう。

サンクスカードの集計や分析もできるので、コミュニケーションの構築状況も確認できます。

利用時には初期費用と月額料金(要問い合わせ)がかかります。

タレントパレット

タレントパレットは、サンクスポイント機能の付帯したタレントマネジメントシステムです。

タレントパレットのサンクスポイントは、社員間や組織間で感謝の気持ちを伝えられる機能です。

他社のツールとは異なり、サンクスポイントを会社独自の名称に変更できます。獲得したポイントはランキング表示できるため、制度を活用できているか一目でわかります。

時系列やクロス分析機能もあるので、コミュニケーションが不足している部署を確認して施策を打ち出せるでしょう。

初期費用と月額費用については問い合わせが必要です。

サンクスカード(サイボウズ Office)

サンクスカード(サイボウズ Office)は、サイボウズ Officeのカスタムアプリとして利用できる機能です。

自分宛のサンクスカードが登録されると、トップページに通知が届く機能やサンクスカードの集計機能が付帯されています。

スマホやタブレットでも利用できるため、社内のコミュニケーション活性化に活用できるでしょう。

サイボウズ Officeでサンクスカードを利用するには、プレムアムコースへの登録が必要です。初期費用は必要なく、月額料金は1ユーザー800円、年額なら9,450円(2024年秋より価格改定予定)です。

シナジーHR サンクス

シナジーHR サンクスは、クラウド上でサンクスカードを送ることができるサービスです。

サンクスカードのアイコンや説明文は自由に設定できるので、会社独自の運用が可能です。ランキング機能が付いているため、表彰制度にも活用できるでしょう。

メッセージとともに企業理念や行動指針に合ったアイテムを送ることも可能です。

初期費用は無料、月額料金は1ユーザーあたり400円から利用できます。14日間の無料お試しも付いています。

サンクスカードアプリの効果的な使い方

サンクスカードアプリは、一つの職場にいる従業員だけではなく、社内全体を巻き込んで使うと効果的です。

他の部署の従業員や管理職にも送受信すれば、部署や階級の垣根を越えてコミュニケーションを取りやすくなります。社内表彰制度に組み込むことで、従業員のエンゲージメント向上にも効果が期待できます。

全従業員がサンクスカードアプリを使って、気軽にコミュニケーションを取れるようになると、風通しの良い職場づくりにもつながるため、離職率を抑えられるでしょう。

サンクスカードアプリを導入するなら「はたLuck」がおすすめ

サンクスカードアプリを導入するなら「はたLuck」がおすすめです。

はたLuckには、スマホから他の従業員に「星を贈る」機能があります。星には「感謝」「応援」「期待」「頑張った」の4種類があるため、場面に応じて使い分け可能です。

コメントも付けることで、従業員同士の絆も深まります。他の従業員の贈った・もらった星に対して拍手ができるため、一体感が構築されるでしょう。

操作も難しくないので、さまざまな年齢層の従業員がいる職場でも簡単に感謝の気持ちを伝えられます。

「はたLuck」をサンクスカードとして活用している例

はたLuckは多くの企業でサンクスカードとして活用されています。

イギリス風パブを展開する株式会社ハブでは、店舗の社員間で1日1個の星を贈ることを目標にしています。星に対して全員で拍手をすると、モチベーションが向上した従業員もいるそうです。その結果、チーム力の醸成や店舗の雰囲気作りにもつながっています。

スーパーマーケットを運営する株式会社オオゼキの場合は、店長が自ら率先して60名のスタッフに星を贈りました。その結果、わずか数カ月で感謝を伝え合う文化が浸透しました。モチベーションが上がっただけでなく、スタッフの成長、チーム力の向上につながったそうです。

サンクスカードアプリを活用して、従業員エンゲージメントを高めよう

サンクスカードアプリを活用すれば、口頭や紙のサンクスカードよりも手軽に従業員へ感謝の気持ちを伝えられます。アプリならデザインやテンプレートの選択、写真や動画も送信も可能です。

さらに、集計、データ分析機能により、従業員のエンゲージメント向上や職場の雰囲気をよくできるでしょう。

おすすめのサンクスカードアプリを探しているなら「はたLuck」がおすすめです。はたLuckを活用すれば、星を贈り合うことで、簡単に感謝の気持ちを伝えられます。導入後に、チーム力の醸成や職場の雰囲気作りに成功した会社もあります。

はたLuckを導入して、従業員の感謝を伝え合う文化を浸透させましょう。

はたLuckサービス概要資料、導入事例集

店舗サービス業向け、商業施設向け、それぞれのサービス概要資料をご用意しています。導入事例集も一緒にダウンロードが可能です。

店舗DXコラム編集部

HATALUCKマーケティンググループのスタッフが、記事の企画・執筆・編集を行なっています。店舗や施設を運営する方々向けにシフト作成負担の軽減やコミュニケーション改善、エンゲージメント向上を目的としたDXノウハウや業界の最新情報をお届けします。

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